アンコール動物園

昔、「アンコール・ズー」という動物園があった。
アンコールワットの旧チケット販売所の近くで、遺跡へ続く道を
右に入って少し行った場所にあった。

日本から友人が遊びにきた時、遺跡以外に行く場所もなかったので、ここに行ってみた。
小さな動物園で、わたしたちが想像する「動物園」というより
「なかよし広場」くらいの大きさの敷地に、色んな動物が押し込められている・・・
というような印象だ。

入場料(2~3USドルだっただろうか)を払い
あまり頑丈とはいえない入場ゲートをくぐり、中へ入ったら
友人の帽子をヒュッと誰かがとった。

猿!

放し飼いにしているのか、勝手に出てしまったのか
小さな猿が園内を縦横無尽に飛び回っていて
帽子を取るわ、頭をこづいてちょっかいするわ・・・とやりたい放題。

それから少し進むと、急に白い物体がどーん!と目の前に立ちはだかった。
名前は忘れたが、白い大きなヤギのような動物が
普通に、順路のど真ん中に佇んでいるのだ。
これも放し飼いなのか、勝手に出たのかは不明・・・

ほかには、小さなマレーグマとか水鳥とか(これは檻に入っている)
結構色んな動物がいて、まあまあの見ごたえだった。

観覧もそろそろ終わり・・・というあたりで、すんなり終わらないのが
さすがサプライズ要素満載のアンコール・ズー。
2メートルはありそうな大ヘビの檻に
なんと、さっきの水鳥と同じ鳥が入れられているではないか!
ちなみに、彼らの間に柵はない。
水鳥は微動だにしないでじっとしている。それをチラチラ睨むヘビ。
いつ丸飲みにされてしまうんだろう・・・とドキドキしながら
わたしたちは動物園を後にした。

それからしばらくして、アンコール・ズーは閉園。
あの動物たちはどうなったんだろうか。


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by toi-tom | 2018-03-28 01:50 | カンボジア | Comments(0)