何でも揃う?文具店

カンボジアの書類に使うペンは、青ペンである。
公式文書のサインとか、簡単な書類の記入も、青。
なので必然的に青ペンが増えていって
日本から「使うだろう」と持ってきた黒いペンは、あまり出番がなかった。
そのうち会社のミーティングのメモなんかも、すべて青で用を足すようになっていた。

カンボジアに住んで、意外に文房具屋が多いことに気がついた。
看板には「BOOK SHOP」と書かれている。
文具店は、本屋も兼ねているのが普通で、見回すとコピー機やプリンターがあり
さらに、お菓子やおもちゃ、ボール、フラフープなんかもあったりして
かなり多機能的に稼動しているのだ。
雰囲気としては、小学校や中学校の前にある、何でも揃う文具店、に近いのかもしれない。

鉛筆やペンなどの筆記具も、意外にも沢山売られていて
ドイツのブランド「ステッドラー」も揃っていた。
住みはじめは、文具がないか不安でたくさんペンなどを日本から持参したのだが
案外現地で揃うことに気がつき、そのうち何でも現地で買うようになった。
青ペンは需要が高いのか、安価な青ボールペンのセットもよく見かけた。
どこの国の製品かは知らないが、割と書きやすく色のつきもよかった。

時々、カンボジアは学用品が不足している、というようなことを聞くが
現地にこれだけ文具が、しかも安く販売されているので
もし寄付をするなら、カンボジアで調達したら良いのではと思う。
そのほうが、現地の人にとって使い勝手の良いものが揃うし、購入することでお金も回る。
たとえばノート。カンボジアの小学生は、A5サイズくらいの
音楽の5線譜のような、濃い線がびっちり引かれたノートを使っていて
それは例の文具店で、これまた束になって販売されている。(もちろんバラ売りもある)
なので、たとえば日本のA4のキャンパスノートをもらっても
逆にどう使っていいのかわからないのではないのかな…。

事情がわからないと、ついあれこれ心配してしまいがちだが
案外、その土地にはその土地に必要なモノが揃っているのだなぁと
改めて思うのだ。


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by toi-tom | 2018-04-09 20:51 | カンボジア | Comments(0)